社会人でも気軽に関わりやすく、過度な疲労感も残らず、報酬面も悪くない、そんな単発勤務系の副業として人気がある仕事、それは「試験監督」です。
副業はしたいけど本業との兼ね合いを考えると、継続的に長期に勤務するような仕事は難しい、スケジュール調整の苦労を思うとなかなか気軽には始めづらい、そんな副業ワーカーさんは少なくないでしょう。
今回紹介する、1~2日のみの単発系の副業である「試験監督」は、そんな方達が新しい副業への携わり方を模索するきっかけとなり得る仕事、かもしれません。
「試験監督」の求人内容をチェックしてみよう!
土日を中心に実施されることの多い資格試験、検定試験、予備校等の模擬試験・学力試験の会場にて、その試験が公正かつ円滑に終わるよう、会場の監督者・監督補助(案件によっては会場係員)として働く、「試験監督」とはざっくり言うとそんな仕事です。
勤務時間帯は朝8:00~18:00前後(休憩1時間)、報酬面に関しては、時給にすると1000~1300円前後、日給だと10000~12000円前後、といったような案件が目立ちます。副業として働く際は、ほとんどの場合、単発(1~2日限定の)アルバイト・パートとして従事することになります。
求人は試験の運営業者・試験監督を中心とした人材派遣業者等が行っており、求人内容としては、土日祝のみの勤務、指定日1日のみの勤務、ミドル・シニア世代も歓迎、未経験者歓迎といった傾向が見られます。
求人募集は通年で行われている仕事ですが、やはり冬場の試験シーズンや国家資格試験が多く実施される春・秋などは求人活動が活発化しますので、副業ワーカーとしてはそういったタイミングは非常に狙い目です。
ただ、逆に言うと、それ以外の時期は求人は少な目となってしまいます。そういった波のある求人傾向を持っている、という点は求人応募を検討しているワーカーさんは認識しておくべきでしょう。
「試験監督」の業務内容や業務中の服装等に関して
単発副業としての「試験監督」、そのスタンダードな業務内容、に関して確認していきましょう。問題用紙や解答用紙の配布、受験者への試験概要の説明、受験者の各種チェック(本人確認等)、カンニングなどの不正行為の監視、答案・回収物の整理や確認、受験者の案内・誘導などなどが挙げられます。
体力的に疲れるような業務ではありませんが、長時間、ジッと静かに監視・監督を行いますので、人によっては業務時間が極端に長く感じられる、そんなケースもあるようです。
業務中の服装等に関してですが、お堅い試験会場での仕事、ということもあり、スーツに髪色は黒限定、といったようなルールを設けている案件がほとんどです。女性の場合、ヒールは禁止されていることも多く注意が必要です。
自分のスケジュールに合わせ柔軟な働き方が出来る副業、隙間時間を突発的に埋められる副業、そういった仕事を求めるダブルワーカーさんにはかなりマッチしたこの「試験監督」。業務内容に適性を見い出せる方でしたら是非一度、トライしてみて下さい。