本業を持っている方や複数の仕事(アルバイト・パート)を掛け持ちしたい方、そんなダブルワーク志向の社会人が副業として始めやすい仕事には幾つか特徴があります。週末や祝日のみ限定で働ける、勤務時間帯が複数選べて他の仕事とのスケジュール調整がしやすい、働く期間を短期・単発・長期など複数の選択肢から選べる、時給が良く効率的に稼げる、給料の日払いOK、男女問わず幅広い年齢層が活躍できるなどです。
今回はこういった特徴を兼ね備えた、まさにダブルワーカーの味方とも言える「案内誘導員」という仕事を、副業として働くという観点で掘り下げいきたいと思います。
「案内誘導員」という仕事の基本情報をチェック!
警備関連の仕事に分類されるこの「案内誘導員」、副業として携わる場合は基本的にはアルバイト・パートとして警備会社等にまず雇われお仕事スタート!となります。求人傾向は冒頭で記した通り、ダブルワーカーにベストマッチしており、幅広い年齢層の(特にシニア層・主婦層も目立ちます)方が副業として選びバリバリ働いています。
職場となるのは、複合商業施設・スーパー等の駐車場、公共施設の駐車場、工事現場等です。こういった場所で、制服・制帽を身に付け、棒状の赤い誘導灯を振りながら、主に車両の交通誘導にあたる、これがこの「案内誘導員」のスタンダードな業務内容となります。
勤務シフトの一例としては、朝8:00~17:00、9:00~14:00、15:00~19:00、20:00~翌朝5:00、などがあり、最低勤務日数に関しても、週1日~5日と、警備会社により様々です。もちろん、1日のみ・3日のみ、といった単発勤務や、土日祝のみの勤務(工事現場関連を除く)、といった関わり方も可能です。
こういった幅の広い選択肢の中から、自分の都合に適した働き方を選べる点、これこそまさに“副業として選ばれている大きな理由”と言えるでしょう。
「案内誘導員」の報酬面での傾向について
この「案内誘導員」の仕事ですが、時給相場に関してもかなりの高水準をキープしています。実際、時給1200円越えの求人案件がゴロゴロ見つかりますし、首都圏、特に都内案件に絞ると1600円前後の案件も見受けられます。
さらに、深夜勤務ですと別途深夜手当もプラスされますので、そういった諸々の点を踏まえるとこの仕事、報酬面での旨味はかなり大きいそう言い切ってしまって良いでしょう。ただ、反面、やはり夏場や冬場の気候が厳しい時期などは、人によっては体に大きな負担を感じてしまう、そんな業務内容であることは確かです。
自分の体力面・体調面を踏まえ、この仕事との適性を見極める、その上で働くかどうか決める、そうした判断が重要となってきます。自分にとってのより良質な副業に巡り合う為にも、これらの部分も含め、参考にして頂ければ幸いです。