テニスの腕前に自信のあるサラリーマンやOL、主婦の方にオススメしたい副業があります。それは、「テニスコーチ(テニスインストラクター)」です。長年の競技経験があり高いレベルのテクニックを持っている、だけどそのスキル“遊び・趣味でたまにプレイするテニスでしか生かせない、披露できない、そんな消化不良を起こしているテニス上級者にこそトライしてもらいたい仕事です。
必要なものは、テニスへの情熱、テニスを教えたい・上達してもらいたいという熱意、そして人とのコミュニケーション能力・雑談力、コーチライセンス・資格は必要無し!そんな仕事であるこの「テニスコーチ」について、少し掘り下げていきたいと思います。
「テニスコーチ」の具体的な働き方・資格の有無
まず、この「テニスコーチ」の働き方ですが、基本的には街のテニススクールに所属しレッスンを受け持つ、という形になります。ただ、昨今ではインターネットのマッチングサービスを利用した個人レッスン、派遣型レッスン、テニススクールから派遣されるタイプの派遣型レッスン、といったように、働き方も多様化しています。
副業で始める場合は、街のテニススクールにアルバイトや派遣社員として雇われる、という形が最も一般的であり、最も始めやすいでしょう。アルバイトの場合、週に1~2回・1日2時間ほどの勤務から始められるので、本業を持ちながらの副業としても十分にやっていけます。時給に関しては、事業者・地域などでまちまちですが、おおよそ、時給1500~2000円前後、というのが相場です。
「テニスコーチ」を始める上で取得必須のライセンスや資格、といったものはありません。テニス技術をしっかりと持っており、人に教える事が苦にならない・教えた経験が豊富、コミュニケーション能力に長けている、こういった条件がクリア出来ていれば、コーチとしてのスタートラインに立つことは可能です。
一応、テニス指導者としての資格(日本プロテニス協会認定・日本体育協会認定・PTR JAPAN認定などの指導者資格)は存在しますが、これらは主に、プロテニスプレーヤーのコーチングをする際に効力を発揮する資格となります。その為、一般プレイヤー向けの街のテニススクールで働く際には、これらの資格を持っていたとしても“あまり旨味は無い”ということになります。
効率的な「テニスコーチ」の求人情報の見つけ方
さて、この「テニスコーチ(テニスインストラクター・テニス講師とも)」の求人情報ですが、見つけ方としては、まずはウェブ上での検索が一番手っ取り早いでしょう。「バイトル」「インディード」などの求人情報サイトで「テニスコーチ 副業」「テニスコーチアルバイト」などのワードで検索をかけると、求人記事が大量に見つかります。
また、自宅の周辺にあるテニススクールやスポーツスクールに直接出向いて、求人情報を見つける、という形ももちろん有効です。一方、スクールを介さず、個人で生徒を見つけたいのであれば、ウェブ上のコーチングマッチングサービスやスキルシェアリングサイト(ストアカ・ココナラ等)の利用がおすすめです。テニスコーチとしてこういったサイトに登録することで、完全なる個人のコーチとして、自由度の高い活動が可能となります。