人力車で観光案内をして稼ぐ!「人力車車夫」に副業でトライ!

肉体・運動系

日本の主要な観光地でよく見かける「人力車」、京都の嵐山・東京の浅草・北海道の小樽・神奈川の鎌倉などでは、週末や連休にもなると、その日本的な美しい街並みを多くの人力車が颯爽と駆け抜けます。

古き良き日本の伝統・文化を気軽に体感できる乗り物として、多くの観光客、特に昨今では外国から訪れる観光客にも安定した人気を誇るこの「人力車(観光人力車)」ですが、これを曳いて観光客を楽しませる役割を担う仕事、それが「人力車車夫(しゃふ)」です。今回はこの仕事の具体的な内容、副業としての始め方など、謎多き内情に迫ってみたいと思います。

乗せたお客さんをとにかく楽しませる、それが大切

この「人力車車夫」ですが、まずは基本的な業務内容を確認して行きましょう。繁忙時期は週末や連休などの観光地が賑わう期間で、一般的な勤務時間は朝の9時頃から日没頃までというパターンが多いです。もちろん、基本的には年中無休のビジネスですので平日などでも稼働はしているのですが、副業で始める、という事を念頭に置いた場合、週末や連休が繁忙期で人出が必要である、という情報は重要です。

繁忙期限定のスタッフ需要があるという事を意味するからです。そういった事を加味すると、週末や連休などを有効活用して体を動かしながら健康も副収入も得たい、そんなアクティブ系の副業ワーカーさんにこの「人力車車夫」はとてもオススメのお仕事と言えます。

平均時給も体力系の仕事という事もあり、1200~2000円前後と高水準を誇っていますし、これに歩合がプラスされたり、お客さんからチップがもらえたりして、さらに報酬が高額になる事も多々あります。日給が12000円以上になる、そんな日もあるようです。

さて、「人力車車夫」のより具体的な仕事の内容に話題を戻しましょう。人力車に観光客を一人~二人載せて、それを前方で引っ張りながら観光案内をする、これが基本パターンです。安心安全に適度なスピードで人力車を操縦する能力は当然求められますが、それにプラスしてお客さんを絶妙な観光案内トークで盛り上げたり、ジョークなどを散りばめ楽しい時間を演出する、そんな体力面以外の能力も求められる仕事です。

また、昨今増えている海外からの観光客に対応する為に、英語・中国語などが堪能な方は当然ながら採用面・報酬面で優遇されます。

人力車車夫として働いてみたい、そう思ったら?

この仕事の始め方に関してですが、スタンダードな方法としては、人力車車夫の人材派遣を専門に行っている会社に登録して働く、もしくは人力車運営をしている会社の車夫スタッフとして働く、などがあります。一般的な求人情報サイトや情報誌に募集記事が掲載されていますので、そちらから応募するとよいでしょう。

また、「時代屋」「株式会社人力車」などの運営会社のサイトに直接アクセスし、スタッフ募集に応募するという方法もあります。「人力車 会社」などで検索をすると、複数のサイトがすぐに見つかりますので、気になる会社や自宅から近い会社などが見つかりましたら、迷わずコンタクトをとってみて下さい。