「カメラアシスタント」はその名の通り、カメラマンの仕事を全般に渡りアシスト・サポートする仕事です。派遣会社を通じて週に1~2回の頻度で週末限定で働けたり、アルバイトとしての案件も多い事から、カメラマン志望の方やカメラ好きの方、はたまた写真・動画撮影好きの方が副業に選ぶ事が多い仕事でもあります。ただ、この「カメラアシスタント」という仕事、どんなタイプのカメラマンのサポートにつくか、で業務内容や働く場所が変わってくるという側面があります。
例えば、そのカメラマンが動画を撮影する人なのか、それとも写真を撮影する人なのか、こういった違いがアシスタントの業務内容に大きく響いてくるわけです。今回はその辺の事情も含め、この「カメラアシスタント」という仕事の概要をお伝えしていきたいと思います。
「カメラアシスタント」ってどんなことをするの?
主に写真・静止画を撮るスチールカメラマンのアシスタントをする場合、どういった勤務地が多いのでしょうか。まず挙げられるのが、結婚式場や写真館、そして新聞社などです。一方、動画を撮影するムービーカメラマンをアシストする場合は、番組・CM制作会社やテレビ局が職場となる事が多いです。
特にスチールカメラマンの場合ですが、結婚式や成人式などで働く際は、人生における大切なイベントの一瞬一瞬を写真として記録していく仕事となりますので、カメラマンには慎重かつ丁寧な撮影が求められます。
カメラアシスタントはそういった重責を担っているカメラマンが少しでも快適に業務出来るように、全般に渡り補助役をすることとなります。三脚などの撮影機材の運搬・各種備品の準備(スチールかムービーかで機材・備品内容は変わってきます)、そして各施設のスタッフやお客様とのコミュニケーション業務などなど、アシスタントの業務内容は細かなものも含めると、非常に多岐に渡ります。
また、当然ながら、アシストするカメラマンとも密にコミュニケーションを取り、良好な人間関係を保つ必要が基本としてあります。そういった意味で、この「カメラアシスタント」という仕事には、撮影や機材に関する知識・スキルだけでなく、人とのコミュニケーション能力の高さも求められます。
「カメラアシスタント」の求人はどこで見つかるの?
この「カメラアシスタント」の求人ですが、タウンワークなどの一般的な求人情報サイトや情報誌に多く見受けられます。雇用形態は正社員・派遣社員・アルバイトといった具合に幅広く選べますので、副業としてスポット的に働く事が可能な案件も多いです。
時給に関しては平均としては1000~となっており、交通費全額支給を謳う会社が多いのも特徴と言えます。働きながらカメラマンのスキルや業務知識を学べ、自分の技術向上にもつながりますので、特にカメラマン志望の方の副業には最適ではないでしょうか。