英語が得意な方が活躍できる副業として「ナイトセクレタリー」という仕事が存在する事をご存知でしょうか?あまり聞き慣れない仕事かもしれませんが、日本語で言うと夜間秘書となりまして、その名の通り、夕方から夜間にかけて主に外資系企業で、英語を武器に働く秘書の事を指します。
今回はこの「ナイトセクレタリー」に関して、普通の秘書業務との違いや副業として適している理由、どういったスキルを求められるのか等々、解説していきたいと思います。
「ナイトセクレタリー」が企業にとって必要な理由
まず、「ナイトセクレタリー(夜間秘書)」が普通の秘書と決定的に違うところ、それは勤務時間帯が17時以降であるという点、場合によっては深夜勤務もありえるという点でしょう。何故、このような時間帯に秘書業務が必要となるのか、その答えは、ナイトセクレタリーを雇う企業が主に外資系企業だったり外国との多くの取引を抱える企業だからです。
こういった企業は、日本と時差のある海外本社や海外企業と多くのやり取りをしますので、通常の日本の企業が仕事を終えている夜間帯も稼働しています。その為、ナイトセクレタリーという存在が必要となるのです。
そして、こういった夜間中心の勤務時間帯だからこそ、一仕事終えた秘書の方やサラリーマン、OLなどが副業としてこの「ナイトセクレタリー」に携われる、という事になるのです。派遣会社に登録し、週に1~3回程度からの勤務でOKという手軽さも副業ワーカーには魅力でしょう。
業務内容はメール管理や電話応対、書類管理、会議資料作成等のいわゆる事務業務が主ですが、全般に渡り英語(もしくは他外国言語)での対応となります。その為、ある程度高いレベルの語学力は必須となりますし、場合によっては高度なビジネス英語力も必要となります。英語スキルを持て余している方や自分の英語力を実践の場で生かしさらにスキルを向上させたい方などには最適の副業と言えるでしょう。
「ナイトセクレタリー」の求人情報はどこで見つけられる?
「ナイトセクレタリー」の求人情報ですが、「エン派遣」などの派遣業務中心の求人情報サイトや「タウンワーク」などの一般的な求人情報サイト・情報誌に求人記事がよく見受けられます。特に都内の外資系法律事務所などの募集記事が目立つ印象です。
一般的なイメージとして、秘書業務と言えば多くの女性が活躍している職種ですが、ナイトセクレタリーに関してはその業務の性質上、スキル優先となりますので女性のみならず男性も活躍できる職種です。英語が必須で夜間勤務、ということから時給も平均2000円前後と高水準ですので、適性がある方にとってみれば非常に効率良く稼げる副業、と言えるのではないでしょうか。