ウインタースポーツのまさに花形であり、若い層を中心に、幅広く安定した人気を誇る「スノーボード」ですが、その上級者にこそオススメしたい副業があります。それは「スノーボードインストラクター」です。
冬場のみの仕事・居住地域が限定されてしまう仕事、ということで、一般的に本業にすることはなかなか難しいですが、特に上級者スノーボーダーにしてみれば好きが仕事になる、趣味が実益になる、そんな仕事ですので、冬季限定の副業にするには最適と言えます。今回はそんな「スノーボードインストラクター」という仕事について、その概要を解説していきたいと思います。
「スノボインストラクター」はスキー場がメインステージ
色鮮やかなウェアを身にまとい、雪が舞うゲレンデを所狭しと躍動するスノーボーダー、そんなカッコよさに憧れ、スノボを始める方は後を絶ちません。実際、若い層を中心にスノボ人気は依然として高く、それに伴い「スノーボードインストラクター」の需要はこれからも高水準をキープする事が予想されています。
「スノーボードインストラクター」の働く場所ですが、基本的には冬場のスキー場となります。そして、そのスキー場が開いているスノーボード教室・スクール所属のインストラクターとして働く、という形が一般的な副業パターンとなります。
雇用形態はアルバイト・パートが主で、派遣社員という形を取る事もまれにあります。インストラクターとして仕事を始める際には、インストラクターとしての資格を取得し、インストラクターの講習会を受ける必要があります。
「スノーボードインストラクター」の資格は幾つかありますが、JSBA(日本スノーボード協会)が運用する公認インストラクター資格が最も信頼性が高いものとして、広く認知されています。他には、SAJ(全日本スキー連盟)が運用する公認資格なども存在します。
大事なのは「スノーボード」を愛する心です!
「スノーボードインストラクター」に適性がある人はどんなタイプのスノーボーダーか、これに関してですが、まず求められる事、それはスノーボードに対する真摯な姿勢です。当然、スノボ技術を生徒に教えるわけですから、スキル・技術が優れている、という事は当たり前のように求められます、が、それだけでは十分ではありません。
生徒に技術だけでなく、スノーボーダーとしての最低限のマナー・ルール順守の重要性・安全第一の姿勢、といったものもしっかりと教えられるか、そこが重要です。言わば、スノボに対する真摯な愛情や姿勢・柔軟なレクチャー能力といったものも必要となってくるのです。また、多くの、幅広い年齢層の、様々なタイプの生徒達と関わる事から、コミュニケーション・会話能力も求められます。
最後に、この仕事の求人情報ですが、「indeed」や「求人ボックス」といった求人情報サイトに多く掲載されています。「スノーボード インストラクター 副業」などで検索をかけると様々なスキー場が募集記事を出していますので、条件や場所を確認の上、応募してみて下さい。
また、そのスキー場の近辺に居住していなくても、スキー場での住み込みインストラクター、として働ける場合もありますので、該当する方はその点もチェックしておくとよいでしょう。