体力に自信がある方、フィットネス代わりに体力仕事をして体を鍛えたい方、そして一日でがっつり稼ぎたい方、そんな方達にうってつけの副業、それが「解体作業員」です。建物の取り壊しや建て替えなどは、時期を選ばず全国で毎日のように行われており、それに伴う解体作業への需要は途切れることはありません。
その為、解体作業員のアルバイト募集や不動産会社などによる請負解体作業員の募集は、求人情報サイトや情報誌などに数多く掲載されており、体力的な適性さえあればどなたでもすぐに始める事が可能です。
また、報酬面でも日給8500~12000円ほどが平均となっていますので、他の職種と比較してもかなりの高水準と言えます。シフトに関しても、週一日(月に一~二日)から働けますので、本業の合間に体を鍛えつつがっつり稼ぎたい!そんな方にもぴったりの副業と言えます。
「解体作業員」の具体的な業務内容をチェック
大小様々な住宅・店舗・公共施設など、街にあふれる建造物をハンマーや重機(ユンボ)などを使って取り壊し更地にし、その土地に新しい建造物を建てられる状態にする(もしくは更地にして駐車場などを展開できる状態にする)、それがこの「解体作業員」の主な業務内容です。作業する時間帯は、案件によって多少の幅はありますが、一般的には朝の8時から17時くらいです。
基本的にコンクリートをハンマーなどで叩いて粉々にし、そのコンクリートの欠片をその場から運び出す(ガラ出し作業)、その作業中に粉塵が舞い上がらないようにホースで水を撒く、こういった作業を繰り返していきます。
木造住宅であればもちろん、木材の解体が中心となります。作業員の中でユンボなどの重機を使いこなせる人は重機オペレーターとして作業することとなります。この場合、別途手当てが付きますので、報酬も二~三割増しとなります。
また、ガラ(コンクリートゴミ)を解体現場からトラックで運び出し、廃棄物処理場やリサイクルセンターまで捨てに行くドライバーを担当する方もいます。このドライバーは、解体現場とゴミ捨て場を一日で何度も往復し、邪魔なガラを次々と運び出さなければなりません。
ガラがたまってしまうと作業に大きな支障が出てしまうので、この役割は非常に重要です。休憩時間は基本的にお昼休みが一時間あり、加えて午前中と午後に一回ずつ、30分程の小休憩が入る、そんなサイクルの現場が多いようです。
「解体作業員」を始めたい!そう思ったらまず?
この「解体作業員」の仕事の見つけ方ですが、先述したように各種アルバイト情報サイトや情報誌などで作業員募集記事は簡単に見つける事が出来ます。報酬やシフトなどの各条件を吟味した上で、なるべく自宅から近い現場で働ける会社を優先して、応募する、これが良いでしょう。
また、アルバイトという形ではなくて、請負作業員としての募集をかけている不動産会社などもあります。このタイプの求人情報はメジャーな求人情報サイトでよく見受けられますので、気になる方は併せてチェックすると良いでしょう。