自宅などでパソコンを使用していて、異音が突然どこからか発生したり、モニター画面が真っ暗になってしまった等、こういったトラブルは誰しも一度は経験するものです。そんな時、ある程度パソコンに関する知識がある方、トラブルの対処経験が豊富にある方などでしたら、自力解決が可能な事が多々あります。
ただ、初心者の方、特に高齢の方や主婦の方の場合、そうはいきません。「ああ、パソコンに詳しい方にすぐにでも見てもらいたい！！」そう思いつつ、あたふたしてしまい、場合によってはそういったトラブル以来、パソコンを長い期間放置してしまっている方などもいるのではないでしょうか。
「パソコン修理サービス」は初心者ユーザーの強い味方
そんな「初心者ユーザー」「自力修理未経験者」の方達を助けてくれる存在、それが「パソコン修理サービス」です。特に、メールや電話で素早く、タイムリーに駆け付けてくれる「出張パソコン修理」は、パソコンなどを梱包したりお店に持ち込んだりする手間も掛からず（特に高齢の方や女性の方にはかなりの負担となる作業です）、非常に利便性が高いことから安定した需要があります。フランチャイズ展開している業者も多くありますし、アルバイトでの修理出張人の求人もあります（土日限定・夜間2時間限定など）。
また、自らサービスを立ち上げて無店舗で展開している「自営の修理業者」も少なくありません。そういった意味では、パソコンいじりが趣味で自ら組み立てなどをされる方、とにかくパソコンの作りに詳しい方などにとっては、副業として携わるのに適した・携わるチャンスが豊富にある仕事、と言えるでしょう。また、このパソコン修理を始める上で、求められる“資格”などはありません。
とにかく、パソコンを自らの手で年がら年中いじってきた、そんな豊富な経験が物を言う世界です。ただ、「パソコン整備士」などの民間資格は存在しますので、仕事をより優位に展開していく上での武器にもなり得ますし、持っているに越したことは無く、取得自体は無駄にはならないでしょう。
対処するトラブルにはどういったモノが多いのか
この「出張パソコン修理」ですが、対処する主なトラブルとしては、・本体からの異音・パソコンが立ち上がらない・モニターに線が入ってしまい見づらい・エラーメッセージが出たまま固まっている・インターネットに接続出来ない・ウイルスに感染した、などなどが挙げられます。
こういったトラブルに共通しているのは、ある程度のトラブル解決経験があれば、高度な専門知識を持たなくても対処が可能、という点です。まさに、“経験が物を言う仕事”なのです。ただ、やはりトラブルケースによっては高度な専門知識を求められたり、特殊な修理スキルを求められる事もあります。
自分の力量・知識量・スキルレベルをしっかりと把握した上で、業務・業態を選ぶ、これも副業として軌道に乗せていく上で重要な要素となります。特に、自営での展開を考えるのであれば、対応可能なサービス領域の設定は慎重に行わなければなりませんし、場合によってはトラブルケース毎に他社サービスとの提携なども模索する必要があるかもしれません。
