近年、テレビのニュースやドキュメンタリー番組、さらには映画のワンシーンなどで、爽快感溢れるかっこいい空撮映像が以前よりも増えた気がしませんか?これには、カメラを備えた無人航空機「ドローン」の存在・普及が大きく影響しています。
コンピューター制御された機体を手元のコントローラー(プロポ)で自由自在に操り、いとも簡単に空撮映像・写真が撮れてしまうこの「ドローン」は、空撮コンテンツの作成をたやすくし、映像業界に新風をもたらしました。
ドローン空撮映像を販売する方法は意外に簡単!
この「ドローン」ですが、最近ではかなり安い価格帯(3万円台~)のモデルも販売されており、その為、個人でドローンを所有し、休日の趣味として空撮を楽しむ、そんな方も増えてきています。また、中には趣味で飽き足らずに、自分で撮影した空撮動画や写真を商品・素材として販売する事で、定期的な副収入を得ている人達も現れる様になってきました。まさに、ドローン空撮を趣味から副業にしてしまった人達です。
ただ、「趣味で撮った映像や写真がそんなに簡単に売れるの?」、そんな疑問を持つ方も多いでしょう。実は、今の時代、「ストックフォト」と呼ばれるインターネット上の写真・動画素材販売サイトを利用する事で、個人間の売買や対法人の売買がいとも簡単に成り立ってしまうのです。
また、ドローンによる空撮映像や写真を自ら撮影・作成して売りに出す、という人がまだまだ少数派であることから、単純にそのような映像・写真への需要は高いのです。そういった意味で、クオリティが高いものであれば、個人撮影の映像・写真だとしても販売が成り立つ、という側面があるのです。
「ストックフォト」に登録して副業スタート!
先述したストックフォトのサイトですが、いわゆる大手と呼ばれるものが複数あり、世界的に有名な企業が運営しているところがほとんどです。中でも「Adobe Stock(アドビストック)」「Shutterstock(シャッターストック)「fotolia(フォトリア)」などのサイトが有名で、ユーザー数も多く初心者にもより多くの販売チャンスがあり、おすすめです。
これらのサイトは一般人でも簡単にユーザー登録が出来ますし、審査に通ってしまえば、後は自分の撮影したドローン空撮映像や写真をサイトにアップロードし、預けておくだけです。販売などは全てサイト上で行われる為、自ら積極的に集客や広告をする必要が無く、非常に手軽に副業を開始・運営できる、というわけなのです。
また、ドローンの操縦スキルが極めて高い人であれば、コンテンツ販売に留まらず、法人相手の空撮出張撮影といったような仕事に発展させる事も可能です。ただ、その際は必ず国交省へ申請をし、ドローンを飛ばす為の許可を得る必要があります。