趣味の「レザークラフト」を副業にしてみませんか?

クリエイティブ

昨今、ハンドメイドの流行と共に、特に中高年を中心に人気が高まっている手作りの革製品ですが、このいわゆる「レザークラフト作品」を、自ら売ることで副収入を得ている方達が徐々に増えている事をご存知でしょうか?近年のインターネット環境の爆発的な普及により、レザークラフトの技術の習得はレクチャー動画などを見る事で、初心者でも容易になっていますし、有益な道具の情報なども手軽に収集出来ます。

また、専門販売サイトサービスなどの普及に伴い、販路の確保も以前に比べてとても容易くなっています。このような背景の下、仕事をリタイアした高齢男性などが、余暇時間の有効活用の為に趣味で始めたレザークラフトを、副業として成立させてしまう、そんなことも今の時代さほど難しくは無いのです。

「レザークラフト」の始め方は?費用はどのくらい?

レザークラフト作品の中でも、昨今、特に人気なのが、皮サイフ、コインケース、名刺入れ、スマホケース、トートバッグなどですが、これらはある程度モノづくりに慣れている方であるならば、初心者でも比較的簡単に作る事が出来ます。

それを可能としているのが、クオリティが高く、リーズナブルに揃える事が可能な「レザークラフト入門キット」や「レクチャー本・動画」の存在です。入門キットは、すぐにレザークラフトを始められる工具一式が揃っており、レクチャー本・動画は制作工程の丁寧な解説が満載です。

しかもキットや本はAmazonなどのネット通販で簡単に購入する事が出来ますし、レクチャー動画に至ってはYoutubeなどを利用する事で無料で視聴が可能となっています。これらの工具、そして糸・型紙など、レザークラフトの初期投資にかかる額は、制作に必要な革の値段も含め、20000~25000円くらいが目安となります。革は一つの作品を作るごとに必要となりますが、例えば長財布を一つ作る際の革の原価は1000円前後が相場となります。

「レザークラフト作品」の販売方法を紹介します!

ある程度レザークラフトにも慣れ、他人に自慢できる程度の作品を複数作れるようになったら、次は実際にそれを販売してみましょう。ここで、活用するのが個人間でのハンドメイド作品・レザークラフト作品の売買を仲介してくれるサービスサイトです。

中でも代表的なサイトである「Creema(クリーマ)」や「minne(ミンネ)」などはユーザー数も多く、自分の作品をより多くの方にアピール出来るチャンスが転がっています。まずは、これらのサイトにクリエイターとして無料登録し、作品の写真をアップロードする、そこから販売がスタートとなります。

特に「Creema」は中国語版のサービスも展開するなど海外販路も持っており、自分の作品を世界に向けてアピール出来る環境が整っています。興味がある方は是非、有効活用する事をおすすめします。

また、自分のレザークラフト専門ネットショップを簡単に開設出来る「BASE」というサービスサイトもあります。こういったネットショップサービスに登録し活用する事でファンや顧客を掴み、オーダーメイド依頼などを増やす事で、商売の安定や作品の売値単価アップに繋げる、という作戦も有効でしょう。