世の中には様々な副業がありますが、いざ何か始めよう!と思った時に「普段は埋もれている自分の特技・スキルを存分に活かせる仕事」を選びトライする、という姿勢はモチベーション維持の観点などからも非常に重要です。
今回紹介する「似顔絵師」という副業も、絵を描くのが好きで、得意で、なんとかその情熱を副収入に結び付けたい、そんな方達に選ばれる事の多い仕事です。一般的な知名度・認知度はやや低めの職種ではありますが、本業などでは活かすことが出来なかったイラストスキルを地道に副収入に結び付けられる、そんな「趣味」と「実益」を兼ねた副業として一定の需要を保ち続けているジャンルでもあります。
「似顔絵師」とはどんな仕事?どうやって始めるの?
この似顔絵師ですが、一般的なイメージとしては、人通りの多い街中の一角にコーナーを設けて座り、興味を持ってくれた通行人相手に商売する、といった風景を思い浮かべる方が大半かと思います。ショッピングモールやイベント会場などで場所代を払い、似顔絵コーナーを設置した上で、複数の似顔絵師が並び一斉に作業をしている姿などもよく見受けられます。
こういった形は従来型のスタイルであり、今でも一定の需要がありますが、では、どのようにしてこれを仕事として始められるのでしょうか?実は、似顔絵師を束ねる会社が存在しますので、まずはそこの会社に雇われて絵師を始める、という形があり、とりあえず仕事として始めるのであれば、これが一番手っ取り早いです。
ただ、資格などは一切必要ありませんが、しっかりとした技術(特に描き上げるスピードが重要です)やお客さんとのコミュニケーション能力、イラストのデフォルメセンスなどは最低限必要となってきます。
その他、スキルに絶対の自信を持っているのであれば、自ら営業をかけて人手が見込める会場に場所を借り出店し(ブース出店・路上出店など様々)、完全に個人で始める事も可能です。収入に関してですが、完全歩合制ではありますが、一件の似顔絵作成で2~5000円、一日で1~3万円の稼ぎ、というのが一つの目安となります。
インターネットサイトを介した「似顔絵師」の仕事
また、近年ではインターネットのスキルシェアリングサイト(ココナラ・タイムチケットなど)やクラウドソーシングサイト(ランサーズ・クラウドワークスなど)を介して、自宅に居ながら仕事を請け負う似顔絵師も増えています。
単純に似顔絵を描く、といった仕事だけでなく、ブログやSNS用のデフォルメデザインの顔アイコン、デフォルメキャラクター風にアレンジした人物全体像アイコンなど、様々なスタイルの仕事がこういったサイトには掲載されています。
ユーザー登録するだけですぐに仕事を探せて、自宅で作業が出来ますので、より自由度の高い副業としてこの仕事をするのであれば、大変おすすめのスタイルと言えます。