近年、ペットを家族の一員として迎え入れ、日常生活のパートナーとして飼育する人達が増えています。犬や猫、爬虫類から魚類に至るまで、様々な動物がペットとして飼われ、人々のストレスフルな日常に潤いをもたらしてくれる、人間と動物のそういった素敵な関係性は今後益々、重要性を増していくことでしょう。
そんな中、都会の一人暮らしや核家族の増加といった社会情勢の変化に伴い、飼い主の留守中や、何だかの理由でペットの世話が出来ない時間帯が発生した時に、「ペットの面倒を見れる人がいない」そんな状況に陥ってしまう方が増えている側面も残念ながらあります。
そこで登場するのが、動物好きの副業にまさに最適な「ペットシッター」というお仕事です。高齢者の一人暮らしの増加などに伴い、今後ますます需要が生まれるであろうこの「ペットシッター」について、今回はその概略をお伝えしていきます。
ペットとのお散歩やお遊びが副業になる!
旅行などで家を留守にしたり、高齢になるに伴い日々のペットの散歩に体力が追い付かなくなってしまった、だけどペットホテル・サロンなどに預けるのはちょっと・・そんな飼い主さんは少なくないでしょう。愛するペットにあまりストレスを与えない為にも、出来れば自宅でお世話してもらいたい、そういった感情は飼い主として当然抱くものです。
そんな方達の強い味方となるのが「ペットシッター」です。ペットシッターは基本的には飼い主の自宅に出向き、お散歩・えさやり・水やり・トイレの始末・遊びの相手、などといったお世話を飼い主に代わって行います。飼い主がいない留守宅に上がり込んで業務を行うこともありますので、場合によっては急病のペットのお世話をしたり、ペットの粗相で汚れてしまった室内を清掃したり、といった事も当然ながらあります。
そういった意味では、動物を自ら飼っていて動物の扱いに手慣れている方などにはまさに最適な仕事と言えますし、「動物好きである」という特性を最大限生かせる、趣味と実益を兼ね備えたやりがいのある副業、とも言えるでしょう。
ペットシッターの仕事はどうやって見つけるの?
ペットシッターの仕事の見つけ方ですが、求人件数自体はそこまで多くはありませんので、求人情報を根気よく逐一チェックしていく、という姿勢がまずは基本となります。オーソドックスな方法としては「タウンワーク」などの求人情報誌に掲載されている求人に応募する、という形がありますし、ペット求人を中心に扱っているサイト「ペット求人ナビ」などにアクセスするのも一つの手です。
また、求人に応募する、という形では無く、マッチングサービスのスマホアプリを介して個人的に顧客を見つけてペットシッター業務を個別契約していく、という方法もあります。このようなサービスアプリの代表的なものとしては、「DogHuggy」「Pawshake」などがあり、ペットシッターとしてスムーズに副業を始める上での有効かつ強力なツールになりえますので、ユーザー登録しておく事をおすすめします。