年始のお楽しみの一つと言えば、何が出てくるかワクワクドキドキの「福袋」でしょう。毎年、人気の福袋を求めて多くの人が行列を作る光景がニュースで流れたりしますが、その人気の秘密はやはり福袋が「お得である」という一点に絞られると思います。
人気ブランド品の1万円程の福袋に総額2～3万円前後の商品がランダムで入っている事もざらにありますし、人気が沸騰し過ぎて事前抽選で当選しないと購入出来ないようなスターバックスの福袋などには、スタバファンが欲しがる福袋限定商品が満載です。
実は今、こうしたお得な福袋を転売することで利益を得る人が増えているのをご存知でしょうか？年始限定の短期集中型の副業としてがっつり儲けられると噂のこの「福袋転売」について、今回は掘り下げていきたいと思います。
転売に最適な「福袋」！転売初心者でも簡単に始められる！
福袋という物は基本的に、福袋購入価格より高価な商品が内容物として入っていますから、実は転売して利ざやで儲ける際の「仕入れ品」として最適である、と言えます。また、多くのブランドの福袋において、「福袋限定品」「非売品」などが含まれている事がありますので（スターバックスのトートバッグなどが有名です）、希少価値・需要が高い商品が多く、そういった意味でも転売しやすく仕入れ品として優秀と言えるでしょう。
ですから、当然ながら、転売初心者でも比較的結果が出しやすく、売れ残りリスクも低い転売ジャンルです。福袋転売の基本的な流れは至って簡単です。まず、人気があり利ざやの大きい福袋をリサーチし、必要があれば事前予約などをした上で購入します。
海外ブランド品・家電量販店・スターバックス・無印良品などの福袋は特に狙い目と言えるでしょう。そして、購入した福袋を「メルカリ」などのフリマアプリサイトや「ヤフオク」などのオークションサイトに出品して販売する、だけです。
福袋を丸ごと出品する事も出来ますし、入っていた商品をバラで出品する事も可能なので、これに関してはどちらがより利益が出るのか？という点をしっかりと考慮して転売することが非常に重要です。福袋を丸ごと手に入れる事自体が難しいブランドの場合などは、プレミア価格がついたりもしますので、そういった点はしっかりとリサーチする必要があります。
福袋転売のデメリットにも注意しよう！
先述の様に、福袋は確かに利益が出やすい「仕入れ品」ではあるのですが、短期間に大量に仕入れる必要がある為、ある程度まとまった額の仕入れ代金が必要となります。
特に海外ブランド品の福袋などはそれなりに値が張る物が多いので、まとまった利益を出す為に50～100万円の元手を用意する、といった方も少なくありません。そういった意味では、資金不足の場合は厳しい戦いになるでしょう。
また、年始の数日間という短期集中型でがっつり儲けられる反面、その時期を逃すと販売チャンスが極端に小さくなってしまう、というリスクも抱えています。仕入れ資金・販売時期・自分の稼働可能時間などをしっかりと把握したうえで、戦略的に販売計画を練る必要がある、と言えるでしょう。
