多くの方が趣味で楽しんでいる「魚釣り」、週末や連休などになると日本全国の有名釣りスポットが釣り人で溢れかえる、そんな光景も珍しくありません。
そんな大人気の「魚釣り」ですが、実は、この趣味を副業に発展させて収入を得ている、そういった釣り人が少なからず存在する、ということをご存知だったでしょうか?今回はそんな、釣りという趣味を趣味だけで終わらせず、特技を生かせる副業にしてしまう、その方法について、幾つか紹介していきたいと思います。
「魚釣り」を副業にする方法としてまず思いつく形は?
まず、一番わかりやすいのが釣った魚を居酒屋・寿司屋・飲食店・旅館・地域の魚買取サービス・魚市場等で売る、という副業方法です。もちろん、魚を持ち込んでの売却が可能な場所なのか、そうではないのか、そういった情報はしっかりとチェックした上で行う必要があります。
意外と素人の釣った魚でも質さえ良ければ買い取ってくれる、そんな店舗等は多く、販売ルートがあっさりと作れてしまうことも少なくありません。買い取る側にしてみても、良質な魚が比較的安価にタイムリーに手に入るのであれば、釣った方がプロなのか素人なのか、という部分はそこまで重要視しない、というわけです。
ただ、「そういった売却場所・施設に釣った魚を極めて新鮮な状態で、日常的に届けることが出来る、そんな釣り場が生活圏内にある」などの恵まれた条件の下で活動できる釣り人でないと、この副業方法は難しい、そんな側面もあります。
他の方法としては、スキルシェアリングサービスサイトを利用して、長年培ってきた釣りのノウハウを売るという形が考えられます。「ココナラ」「ストアカ」「タイムチケット」等のスキルシェアリングサイトを利用し、○○市で絶対にスズキが釣れるスポットを教えます!1000円で!、600円で、ブラックバスの食いつきが断然よくなるルアーの選び方レクチャーします!といった商品を販売する、という方法です。
こういったサイトはウェブ上で無料登録するだけで簡単に利用できますので、極めて始めやすい副業の形、と言えます。
ウェブ上のバーチャル魚市場で魚を売りさばく!
ウェブサイトを利用した副業形態として、もう一つ、「Fish Sale(フィッシュセール)」という魚に特化したオークションサイトを利用するという方法もあります。これはインターネット上のバーチャル魚市場で行われる競り(せり)に参加し、自分が釣った魚を売りさばく、といったイメージです。
新規登録は無料、個人で参加はもちろん可能、魚1匹から出品することが出来る、いつでもどこでも取引が可能、といったような特徴を持つオークションサイトであり、個人の釣り人が副業で使うには、まさに持って来い!のウェブサービス、と言えます。
今回紹介してきた諸々の方法で、もちろん誰しもが副業として稼げるようになれるわけではありません。ただ、長年蓄積してきた釣りの経験・ノウハウ・知識は、使い方によっては思わぬ副収入を生み出す可能性がある、それもまた事実だと思います。ちょっとでも興味が湧いた釣り好きの方、副業への第一歩、踏み出してみてはいかがでしょうか?