社会的に副業解禁の風潮が高まる昨今、サラリーマンや自営業者の中にも隙間時間を有効活用し、せっせとWワーク・兼業に励む方達が、かなりの数、見受けられるようになってきました。副業で稼ぐという事がもはや当たり前の事として認知されている、そう言ってしまって間違いないでしょう。
そんな中、実は社会人の副業に意外に適している仕事、として「タクシー運転手」が一部で注目されています。今回は、この副業としての「タクシー運転手」、に焦点を当て、どういった点が副業に適しているのか、雇用形態はどうなのか、など、副業ワーカーさんが知りたいであろう部分を掘り下げてみたいと思います。
タクシー運転手という仕事が副業に向いている理由とは?
まずは、「タクシー運転手」を副業で始める場合、の諸々の雇用条件などについて確認していき
ましょう。雇用形態はアルバイト・パート(定時制とも呼ばれます)となるのが一般的です。報酬面ですが、時給・日給制をとる場合や完全歩合制をとる場合、が多く、時給の場合、相場は1000~1200円前後(首都圏での参考例)となります。
求人条件としては、週に2~4日勤務からOK、土日祝のみでも可、1日4時間勤務からOK、未経験・女性歓迎といった内容が見受けられます。中には無料託児所を完備している会社もあります。こういった諸条件からもわかるように、シフトの自由度はかなり高く、ゆえに、働き手の都合・スケジュールを優先してもらえる可能性が非常に高い職種、副業にかなりマッチした職種、と言えると思います。
また、この仕事を始める際の必須資格等ですが、必要なのは第二種普通運転免許(旅客輸送に必要な免許)のみです。これに関して、例え採用時などに免許を持っていなかったとしても問題はありません(タクシー会社により例外もあり)。多くの会社で、採用後の第二種免許取得のサポート体制(金銭面なども含む)が用意されているからです。
この「副業としてのタクシー運転手」、実は失業してしまった際のリスク回避策、としても有効、そんな側面もあります。今の時代、サラリーマンの突然のリストラ、は珍しい事ではありません。そういった時に、旅客免許を既に所持しタクシードライバーとしてのスキルを有している、という事はとても大きな意味を持ちます。まさに生きる上での安全保障となるわけです。こういった部分からも、この「タクシー運転手」という仕事が案外副業に向いていると言われている、その理由がお分かり頂けるかと思います。
「副業タクシー運転手」を始めてみようかな、そう思ったら!
副業としての「タクシー運転手」、こちらの求人情報の見つけ方ですが、インターネットで「タクシー運転手 副業」「タクシードライバー アルバイト」などで検索をしてみて下さい。正社員運転手の求人に混ざる形で、アルバイト・パート運転手の求人も見つかります。
スケジュールの自由度や採用時における第二種免許の必要性、時給・日給額などを確認の上、自分の都合により合致した案件をじっくりと探してみて下さい。