メルカリと言えば今やスマホで使えるフリーマーケットアプリの代名詞的存在として、多くのユーザーに利用されています。ユーザー数はなんと2000万人を超えており、その普及率には目を見張るものがあります。やはりスマホ一台あれば無料で始められるお気軽さが、その人気の秘密と言えるでしょう。
そして最近では、このフリマアプリを利用して身の回りの不用品を売ってお小遣いをゲットするだけでは飽き足らず、定期的に商品を仕入れてメルカリで販売をし、副収入を得る人も増えているようです。今回は、そんな副業としての「メルカリせどり(メルカリ転売)」について掘り下げていきたいと思います。
メルカリアプリの始め方はとにかく簡単
メルカリせどりの始め方はとにかくお手軽・簡単なので、せどり(転売)の未経験者の方には特におすすめです。まず、スマホ(パソコンでも大丈夫です)にメルカリのアプリをインストールします。そして仕入れてきた販売したい商品をスマホのカメラやウェブカメラで綺麗に撮影します。
その写真をアプリにアップロードして、その商品の説明・価格を打ち込みます。最後に発送方法などを選択し、出品ボタンを押したら販売スタート、となります。ここまで、利用料などは一切掛かりませんので、いかに初心者が簡単にメルカリを始めやすいか、お分かり頂けたかと思います。
ただ、初めてユーザー登録をする際に気を付けるべきポイントがありますので、少しそこに触れたいと思います。それはずばり、プロフィール欄に適当な自己紹介文を書いたり、「特に無し」などと記載するのはNG!という事です。プロフィール欄は商品を買う側からしてみると、販売者のイメージの良し悪しを左右する大変貴重な資料となります。
ですから、「購入者に安心感・お得感をなるべく与える」ような内容を常に心掛けて文章を作成・掲載するべきです。例えば、「安心・安全な梱包にこだわっている」だとか「素早い商品発送を常に心掛けている」といったポリシーを前面に打ち出したプロフィール欄に仕上げるなどの工夫が大切です。
メルカリせどりはどこで何を仕入れたらいいの?
メルカリで販売する商品の仕入れに関してですが、基本的にはメルカリで売れやすいジャンルがある程度決まっているので、まずはそこにターゲットを絞ります。特に、売れ筋の家電や型落ちのタブレット、セット売りの漫画、話題の食品、流行りのファッションアイテムなどは回転が速く売れやすいので、メルカリせどりの仕入れ品としてはとても適しているでしょう。
仕入先に関してはヤフオク・楽天市場・Amazon、実店舗の量販店・リサイクルショップなどが挙げられますが、特にECサイト系に関してはセール品・アウトレット品に狙いを定めると売れ筋を安く仕入れられる可能性が高まります。
とにかく、仕入れる時は常にメルカリでいくらで売れているか?メルカリで商品がしっかりと動いているか?という事をチェックするのを忘れないで下さい。メルカリですでに不用品などを売ったことがある人ならなんとなく理解できる事なのですが、やはりどういった物・価格帯がすぐに売れ、あまり売れない物は何か、という部分は経験を積まないと勘が養われない側面もあります。
ですから、まずは身の回りの不用品を実際に売ってみて経験を積み、ある程度の商売感覚が養われたタイミングで仕入れ販売にチャレンジする、という段階を踏んだ流れが初心者には最適とも言えるでしょう。