街の駐車場の管理人!「パーキングスタッフ」を副業にしよう!

配達・作業

日本のような車社会において、街に欠かせない施設、それは「駐車場」です。郊外のコインパーキングからショッピングモール備え付けの無料駐車場、さらには繁華街の商業施設に隣接した大型駐車場まで、この「駐車場」には様々な種類がありますが、その中には管理人的な存在である「パーキングスタッフ」を常駐させているタイプのものもあります。

回転率の高いタワー式の立体駐車場や大型商業施設の巨大駐車場等がそのタイプに該当しますが、今回はそんなスタッフ常駐型の駐車場で働く「パーキングスタッフ」に注目してみたいと思います。

実はこの仕事、社会人(特に50~70才代)の副業としても選ばれる事が多い、ということを知っていたでしょうか?その理由も含め、この仕事の中身にギュギュっと迫ってみたいと思います。

「パーキングスタッフ」が年配層の副業に向いているワケ

この「パーキングスタッフ(アルバイト)」が副業、特にミドル~シニア世代の副業に何故選ばれ
やすいのか、その理由をまずは見ていきましょう。

主なものとして、極端に体力を消耗するような仕事ではないハードではないという点、落ち着いた物腰や対応姿勢が求められる仕事という点、週2勤務程度から始められる、土日祝のみの勤務も歓迎される、朝~夕方・昼~夜・深夜帯など勤務時間帯を幅広く選べるといったスケジュール調整面での利点、その他、経験不問や必須の資格等無しといった点などが挙げられます。

求人にも「副業・Wワーク歓迎」「シニア世代歓迎」といった謳い文句が踊る傾向が強く、そんな点からも年配ダブルワーカーとの相性の良さを垣間見ることが出来ます。

気になる時給相場ですが、都内(都心部):1000~1400円、地方:850~1000円弱、となっています。1日の勤務時間が長くなる傾向がありますので、日給換算ですとその平均相場は8000~10000円前後となります。もちろん、深夜勤務の場合はこれに深夜割増が加算されます(都心案件の例:時給1350~1600円など)。

「パーキングスタッフ」はどんな仕事をする事になるのか?

「パーキングスタッフ」の主な業務内容を見ていく事にしましょう。職場となるのは冒頭で触れたような立体駐車場、大型駐車場が多く、管理人的な存在として業務にあたることになります。駐車場に設置された専用ブースに常駐し、利用客が来る度に外に出て対応といった流れです。

具体的な業務としては、利用者への駐車券の交付・手渡し、駐車スポット等への誘導、清算業務(ブースにて)、精算機管理(釣銭補充等)、清掃・ゴミ捨て、入出庫に関わる管理(パソコン・小型端末によるデータ処理等)などが挙げられます。

また、駐車場によってはパーキングスタッフが利用客の車を運転し移動させるといった業務が発生する事もあります。そういった事への対処も含め、なるべくなら普通運転免許を所持している方が望ましいでしょう。業務内容・求人傾向等からもわかるように、やる気や適性さえあれば、どなたにでもチャンスがある副業だと思います。ダブルワーク生活のとっかかりとしても、オススメです。