原付免許があればOK!副業として始める「新聞配達員」

配達・作業

雨の日も風の日も雪の日も、毎日決められた時間に配達される新聞。この、私達にとって非常に身近で、馴染み深い流通システムを支えている仕事、それが今回ご紹介する「新聞配達員」です。

実はこの「新聞配達員」、本業を持つ方の副業として一定の需要がある仕事、なのです。特に、深夜から朝方の数時間を有効活用して定期的な副収入を得たい!そんな副業・兼業志向のワーカーには、比較的始めやすい副業アルバイトとして、根強い人気を誇っています。

今回は、この「副業としての新聞配達員」に焦点を当て、その雇用形態や業務内容、求人事情などに迫っていきたいと思います。

副業としての「新聞配達員」、その仕事内容とは?

この「新聞配達員」ですが、まずは副業で携わる場合の雇用形態などについて確認していきましょう。通常、副業で、という場合はアルバイト・パートとなりまして、基本的には配達業務のみ、といった扱いになります(正社員の場合は配達にプラスして営業活動・集金・クレーム処理などが業務として追加されます)。

勤務時間帯ですが、朝刊配りの場合:深夜1~2時前後から朝方4~5時前後にかけて、夕刊配りの場合:午後2時前後から5時前後にかけて、となります。副業との相性が良いのは当然ながら朝刊配り、ですが、本業スケジュールとの兼ね合いで夕刊配達のみを担当する方、というのももちろんいらっしゃいます。

勤務日数ですが、基本的にはほぼ毎日となります。休日は月に1~2日、というシフトパターンが一般的です(営業所によっては月に4~5日休める事もあり)。配達の時間帯を生活サイクルに上手く組み込める方であれば、十分に継続は可能ですし、中にはこの副業を始めた事で毎日の生活リズムが安定し、より健康的になった、そんな方もいるようです。

報酬面ですが、ざっくりとした平均値としては、朝刊配り:月に60000~80000円、夕刊配り:30000~50000円、といった具合です(各営業所によりかなり開きがありますので、あくまで参考値です)。

1日に配る新聞の部数ですが、200部前後がよくあるパターンでして、これを通常は原付バイクにて配達する事になります。よって原付免許を持っている、という事が必須条件となります。

求人条件としては、性別年齢問わず未経験者大歓迎を掲げている案件が大半、ですので、スケジュールの折り合いがつき、平均レベルの体力があり、さらに原付免許さえ持っていれば、どなたにでもチャンスがある仕事、と言ってしまって良いでしょう。

「新聞配達員アルバイト」の求人情報を見つけるには

「新聞配達員」の求人情報ですが、ウェブ上で「新聞配達 副業」「新聞配達 求人」等で検索をかける事で多数の案件を見つける事は可能です。ただ、思いのほか正社員の求人案件が多く、副業に適したアルバイト・パートの案件は少な目です。

なかなか見つからない場合は、生活圏にある新聞の営業所に出向き、「副業で新聞配達をしたいのですが・・・」などと直接聞いてみる、という手もあります。実は、案外この方法で仕事が見つかるパターンも多いようです。

また、折り込みチラシなどで配達員を募集している場合もありますので、そういった部分のチェックもこまめに行うと良いでしょう。