世の中には配達仕事と呼ばれるものがたくさんありますが、その中でも特に、男女問わずミドル~シニア世代の副業として根強い人気を誇るお仕事があります。そう、毎日の健康の源を自宅に届けてくれる「牛乳配達員(牛乳配達ドライバー)」です。
実はこの「牛乳配達」、シフトの調整のしやすさや早朝の時間帯を有効活用出来る、といった側面から、ミドル~シニア世代の主婦(主夫)や兼業ワーカーに、始めやすい副業として広く認知されています。今回はそんな「牛乳配達」というお仕事の“副業としての一面”等々について、少し掘り下げてみたいと思います。
「牛乳配達」の業務内容や報酬面について
まずは「牛乳配達(ドライバー)」の業務内容から確認していきましょう。一昔前までは、「牛乳配達」と言えば自転車で!というイメージがあったかと思います。ただ、昨今では業務の効率性や運搬の安全性、配達する乳製品の多様化(牛乳以外の商品)などが考慮され、乗用車や軽バン、原付バイクといった車輌による配達が当たり前になっています。よって、このお仕事を副業で始める際は、「自動車免許の所持」が必須となります。
配達業者によっては自家用車の持込みが可能の方に限るといった条件を付けて求人募集していることもありますので、配達に使えるようなマイカー(特に軽バン)を保有している、という方はこの仕事においてはかなり有利です(自家用車の持込みにより特別手当がもらえる事も!)。
一般的な大まかな業務の流れ、ですが、ドライバー毎に配達ルートが割り振られていますので、そのルートにある顧客(個人宅や法人事業所)を決められた時間帯(通常深夜の1:00~朝7:00前後の間)に回り、契約している乳製品を配達・空き瓶の回収、という形になります。
1日に90~110件程の配達先を回る、というのが標準的な業務量となりまして、液体の詰まった商品を運搬するという事もあり、慣れないうちはかなり疲労が溜まりやすい仕事でもあります。そういった意味では、力仕事・体力仕事に縁が無い方や極端に力仕事に苦手意識を持っている女性の方などにはあまり向いていない仕事と言えるでしょう。
また、日曜日を休日、としている配達業者が多いのもこの「牛乳配達」という仕事の特徴です。それ故、副業・兼業でこの仕事をする場合は、平日の深夜~朝方にかけて、というパターンが多いです。
求人条件としては、週1~2日の勤務からOK、1日3~4時間の勤務からOK、といった案件が多く、シフト調整も比較的しやすい事から副業としても非常に始めやすく、特に主婦層にも需要がある仕事です。時給相場に関しても、1100~1500円弱(首都圏の例です)とかなり高水準となっており、こういった点も副業としての人気の高さに繋がっています。
「牛乳配達」の仕事の見つけ方や注意点
この「牛乳配達」を副業で始める際の求人情報の見つけ方、ですが、「バイトル・タウンワーク・インディード」といった一般的な求人情報サイトを利用する事をオススメします。「牛乳配達 副業」などでサイト内検索をする事で、副業・兼業歓迎、WワークOKの求人案件が大量に見つかりますし、案件毎の比較も簡単に出来ます。よって、極めて効率的なお仕事探しが可能となります。
補足として、先述したように、自家用車持込みの方限定、といった案件もありますが、配達用の社用車を貸してくれる案件ももちろん多くありますので、自家用車が用意出来なかったとしてもその点はあまり心配する事はありません。逆に、軽バンなどの配達に適したマイカーをお持ちの方は、報酬面などを含め、かなり有利な条件で働けるお仕事でもありますので、オススメです。