外出先の街なかで手軽に快適なインターネット環境・(主に漫画の)読書環境が手に入るサービス、と言えばそう「ネットカフェ(漫画喫茶)」です。昨今ではリーズナブルなナイトパックプランの充実により、簡易宿泊施設として人気が出るなど、現代のニーズに非常にマッチした店舗型サービスとして、都市部を中心に多くのユーザー・リピーターを抱えています。
このネットカフェで働く「ネットカフェ店員」に、今回はスポットライトを当てたいと思います。特に、深夜勤務型の副業を求めるワーカーさんに相性が良い、と言われているこの仕事の、その具体的な業務内容などに迫っていきましょう。
「ネットカフェ店員」が副業と相性が良い理由とは?
まずはこの「ネットカフェ店員(アルバイト・パート)」というお仕事が、なぜ副業(特に深夜勤務型の副業)にマッチしているのか、という点に触れていきましょう。ネットカフェというものは通常、24時間営業であり、その為、店員は幅広い時間帯からより自分の生活サイクルに合った勤務時間帯を選択する事が出来ます。
例えば、週末のみ、深夜勤務で副業をしたい、平日の早朝のみ・本業後の夜間帯のみ副業をしたい、といった様々な副業ワーカーの要望があったとして、これらが比較的通りやすいわけです。この点がまず副業にマッチしている大きな理由です。
また、22時以降の勤務に関しては深夜手当があり高時給で働ける!、なおかつ、深夜帯は客の出入りも少なく比較的勤務が楽!という点も、深夜型の副業に適していると言われている所以です。具体的な時給ですが、首都圏ですと、平均1000~1100円で、22時以降~早朝6時前後までは割増し有で1200~1350円程となっています。週末はさらに特別手当が出る求人案件も見受けられます。
「ネットカフェ店員」が従事する業務内容に迫る!
「ネットカフェ店員」の具体的な業務内容に話を移していきましょう。まずは受付業務です。受付にてお客様に料金・プランの説明・利用方法などの注意点の説明を行い、ブースやルームにご案内します。
次に清掃業務です。お客様利用後のブース・ルームの清掃を中心に、その他店内やトイレ、シャワールームなどの清掃を随時行います。店舗によっては深夜帯の勤務はこの清掃業務が中心、となることも多いです。
簡易的な調理業務も大事な仕事の一つです。冷凍食品をレンジで温めて盛り付けする、程度の作業ではありますのでそこまで難易度は高くありませんが、注文が幾つも重なってしまった時などはかなりの忙しさとなります。その他、漫画棚の整理整頓業務、ドリンクバー周りの管理業務などが主なものとして挙げられます。
全体的に、高度な接客スキルを求められたり、豊富な経験を求められたり、といった業務ではありませんので、未経験者でもとっつきやすい副業ではあります。ただ、やはりお客様(特に常連客)との適度な距離感でのコミュニケーションが要求される、そんな業務内容でもありますので、接客業に極端に苦手意識を持っている方や世間話などをするのがとても苦手!そんな方にはあまりオススメ出来ない仕事です。