週末や祝日、連休期間などを狙って全国各地で開催されるイベントやライブ、そういった会場で様々な業務に従事するのが、今回ご紹介する「イベントスタッフ」という仕事です。
各種セミナー会場やアーティスト・アイドルなどのライブ会場、多種多様な企業による大小様々なイベント会場など、働く場所は多岐に渡り、その場所場所で任せられる業務内容にも大きな幅がある、そんな特徴を持つ仕事でもあります。
隙間時間を有効活用できる、単発・高収入の副業としても人気が高いこの「イベントスタッフ」、今回はその主な業務内容や求人内容の傾向に迫ってみたいと思います。
「イベントスタッフ」の主な業務内容例とは?
まずはこの「イベントスタッフ」という仕事の、代表的な業務内容例をいくつかご紹介していきましょう。
一つ目は、アーティスト・アイドルなどのライブ会場におけるお客様誘導や警備業務です。受付や通路などに配置され、ライブ会場に集う数多くのファンを速やかに誘導し席に着かせたり、トイレや救護室、グッズ売り場などの場所を案内します。また、ライブ・コンサートでファン達が盛り上がる中、ステージとは逆の方向を向いて立ち、会場内にトラブルが起きていないか常に目を光らせる、そんな“警備業務”を併せて担当する事もあります。
二つ目は、ライブ・イベント会場でのグッズ売り場スタッフです。物販販売スタッフとも呼ばれるこの仕事ですが、その名の通り、会場に設けられたライブ・イベントオリジナルグッズ販売コーナーでの物販業務に当たります。
三つ目は、セミナーや企業イベント会場での誘導・案内スタッフです。こちらも基本的には会場に集まるお客様を、所定の席などに速やかに誘導・案内する業務となりますが、ライブ会場などとは違ったお堅い雰囲気の会場での業務、となるケースも多々あります。その為、スーツ着用が必須であったり、身だしなみ面での厳しい制約があったり等々、そういった業務内容傾向が見受けられます。
四つ目は、イベント・ライブ会場での交通誘導スタッフです。会場に併設されている駐車場、臨時に設けられた特設駐車場の入り口や内部の要所に配置され、車などを安全に・円滑に誘導する業務に当たります。他の業務に比べて、体力面での負担が特に大きい仕事となります。
「イベントスタッフ」の求人内容に迫る!
この「イベントスタッフ」の雇用形態ですが、多くの場合、派遣の短期アルバイトスタッフとして雇われる、という形を取ります。その為、副業として始める際にはまず、イベントスタッフの派遣を専門に行っている派遣業者の求人募集に応募し、派遣スタッフとして登録される必要があります。
こういった求人情報は、一般的な求人情報サイト(インディード・タウンワークなど)にシーズンを問わず数多く掲載されていますので、応募自体は非常に簡単に出来ます。
求人内容ですが、単発・高単価の仕事(日給11000~13000円)や週1日からOK・幅広い勤務時間帯から選べる仕事、などのいわゆるシフトの自由度が高い仕事が多いのが特徴です。その為、祝日・連休などの隙間時間を有効活用して短期・単発で効率良く稼ぎたい副業ワーカーさん、週末限定(週に1~2日)で定期的に働きたい副業ワーカーさん、などには非常に適した仕事と言えます。