シニア世代も大活躍!副業で「ガソリンスタンド店員」に挑戦!

飲食・接客業

日本のような車社会において無くてはならないもの、それは「ガソリンスタンド」です。街をちょっと車で走れば、すぐにレギュラー・セルフなどと書かれた看板が目に付きますし、車・バイクの所有の有無に関わらず、誰しも一度は利用したり、立ち寄ったことのある場所ではないでしょうか。

今回はそんなガソリンスタンドで働く「ガソリンスタンド店員」の仕事について、副業にするにはというテーマを中心に添えながら、少しばかり掘り下げてみたいと思います。セルフスタンドが増えている昨今において、業務内容にどういった変化があるのか、そんな点にも注目していきます。

「ガソリンスタンド店員」の業務内容に迫る

まず始めに、副業でこの「ガソリンスタンド店員」を始める場合、どんな雇用形態になるのか?求人案件内容はどのような感じか?といった基本情報をまとめていきましょう。雇用形態は基本的にはアルバイト・パートとなりまして、場合によっては派遣会社経由の派遣スタッフとして雇われる形を取る事もあります。

求人内容的には、未経験者・シニア世代・主婦(夫)歓迎、副業・兼業OK、週1日・1日2時間勤務からOK、といったような条件提示が多く、幅広い年齢層の副業ワーカーにとって非常にとっつきやすい仕事と言えます。特に、50~60歳代のスタッフを積極的に採用している事業所も多く、車好きで体力に自信があり、アクティブに副業を求めているような同世代の方にとってみれば、まさに願ったり叶ったりの仕事、と言えるかもしれません。

次に業務内容ですが、職場が有人型スタンド(フルサービス方式)なのかセルフ型スタンド(セルフサービス方式)なのか、でかなり変わってきます。最近ではセルフ型スタンドがかなり目立つようになってきていますが、有人型スタンドでの給油サービスを求めるドライバーも依然として多くいらっしゃいますので、フルサービス方式もまだまだ健在です。

フルサービススタンドでの主な業務ですが、車の店舗内誘導、給油・吸い殻捨て・窓ふき、金銭の授受、洗車・点検・オイル交換・タイヤ交換などの営業活動等が挙げられます。一方、セルフスタンドの場合ですが、事務所内からのスタンド監視、各種操作トラブルへの対応、(希望者がいた場合)洗車対応・各種点検・エンジンルームチェック等となります。

また、セルフスタンドの場合は、有人型と比べかなり少ないスタッフ数で仕事を回していく事となります。それでいてお客さんの回転率は有人型より大きくなりますから、小さいトラブルなどが同時に起こった場合などは対応に苦慮するケースもあります。

どちらのタイプのスタンドで働く場合でも、共通して求められるのは体力です。特に夏場はアスファルトの照り返しをもろに受けつつ、かなりの暑さの中で接客などをする必要がある為、ある程度の体力は必ず必要となってきます。この点は、向き不向きが非常にはっきりと出る部分です。

オススメの仕事の見つけ方、そして注意ポイント

さて、この「ガソリンスタンド店員」の求人案件の見つけ方、ですが、オススメの方法としては最寄りの、自宅周辺のガソリンスタンドに直接出向いて求人情報を探すという正攻法が挙げられます。こうする事で、求人応募前に有人型かセルフか、どんな雰囲気か、車の量はどれほどか、スタッフの対応はどんな感じかなどが把握出来ます。

こういった有益な情報はウェブ経由の求職スタイルですとなかなか把握するのが難しいので、可能な限りこの現地に出向くスタイルを選択した方が良いと思います。より質の高い、自分にぴったりの職場が見つかる可能性が高まるでしょう。もちろん、より多くの求人情報を比較して応募したい方などでしたら、ウェブ経由の求職の方が適しています。

ただ、ここで一つ注意ポイントなのですが、募集記事にしっかりと有人型なのかセルフ型なのかが記載されていない案件も多く見受けられますので、この点は必ず、事前に電話で確認するなどした方が良いでしょう。どちらを選ぶかで、業務内容に大きな違いがありますので、地味ながら非常に重要なチェックだと言えます。