スポーツ観戦と言えば、老若男女が分け隔てなく楽しむことが出来る国民的娯楽の一つです。サッカースタジアムや野球場、大相撲の本場所などに出向き、同じ興味を持った人達と一緒になって、大声で応援する高揚感・爽快感、これは他の娯楽ではなかなか味わえない感覚でしょう。ただ、忙しかったり、チケットが取れなかったり等々で、現場に出向き生で観戦する機会が持てない、こんなスポーツ観戦好きの方が多くいらっしゃるのもまた事実です。
そんな時に重宝するのが「スポーツカフェ」です。大型モニターやプロジェクターにスポーツの生中継が映し出され、お客が飲食と共にそれを観戦しながら一喜一憂する、そんな生スポーツ観戦の疑似体験が可能となるこの「スポーツカフェ」、今回はここで働く店員の仕事にスポットを当ててみたいと思います。スポーツ観戦好きの方の副業にも最適なこの「スポーツカフェ店員」という仕事、一体どんな内容なのでしょうか？
「スポーツカフェ店員」の業務内容に迫ってみよう！
大型スクリーンに映し出されたスポーツを観戦しながら、みんなでワイワイ盛り上がれるスポーツカフェ（スポーツバーと呼ばれる事も有り）ですが、通常、サッカー・野球・ラグビー・ゴルフ・テニス・大相撲といったようないわゆるメジャーなスポーツをミックスジャンルで放映し、各々のファンを呼び込み営業する、という形が一般的です。
フードメニューが充実しているお店が多く、それにプラスしてソフトドリンクやビール・カクテルなどのアルコールメニューがラインナップされています。ピークタイムは夕食時～終電前くらいの時間帯ですが、ランチ営業や深夜営業を積極的に行っているお店も少なくありません。
さて、こういった「スポーツカフェ」で働く店員の具体的な業務内容ですが、特に副業・兼業で働く場合は、基本的にホール業務全般を担当する事が多いです。お店によっては、それにプラスして調理・キッチン補助といった業務を任されることもありますが、メインの調理人・料理人として雇われる事はほとんどありません。
ホール業務の具体例としては、お客へのオーダーテイク、料理・ドリンクの客席、カウンターへの提供、食器・グラスの後片付け、テーブル・カウンターの清掃、店内誘導、トイレのこまめな清掃等が挙げられます。キッチン補助業務としては、簡単な盛り付け作業、ドリンク作り、キッチン周りの軽い清掃、皿・グラス洗い等が挙げられます。
スポーツ好き・盛り上がり好きが多く集まる空間で働く事になりますので、スポーツ観戦が趣味の方などには非常に向いている仕事です。特に、自分から積極的に盛り上がる事が出来て、お客と一緒になって一喜一憂できる、そんな性格の方にはまさに天職とも言うべき仕事かもしれません。
求人情報を見つける上でのちょっとしたポイント
この「スポーツカフェ店員」の求人案件ですが、雇用形態はアルバイト・パートが多く、週1日・1日3時間程度の勤務からOK、副業歓迎、未経験者歓迎といった内容が目立ちます。スポーツやお酒・飲食、接客などに興味がある副業ワーカーさんにとってかなりとっつきやすく、始めやすい仕事、と言えるでしょう。
「バイトル」「careerjet」「タウンワーク」といったような求人・アルバイト情報サイトに求人案件が掲載されている事が多いので、ウェブ上から求人に応募する事はもちろん可能です。
ただ、ここで注意ポイントを一つ挙げておきます。お店の客層や雰囲気を事前に知っておくことで、そのお店が自分に合っているか、長く働けそうか、ある程度把握・予測できる、ということは少なからずあります。
ですから、なるべくなら求人に応募する前にお客としてそのお店を訪れるなどし、直接お店を体感しておきましょう。特に、こういったお酒の絡んだ職場は、雰囲気が自分に合うかどうか、で仕事の満足度が変わってきます。こういった事前チェックは非常に重要です。
