「出張シェフ」を副業にして料理スキルをフル活用しよう!

専門職・技術職

昨今、飲食店に従事する現役の料理人・シェフの方、または過去に料理人経験などがありプロ並みの料理スキルをお持ちの方、そんな方達に人気を博している副業があることをご存知でしょうか?それはずばり、「出張シェフ」という仕事です。

依頼者の求めに応じ、自宅やパーティー会場・イベント会場などに出張し料理の腕前を振るう事で副収入を得られるこの「出張シェフ(出張シェフサービス)」という仕事、自分の料理人としてのスキルや余暇・隙間時間を存分に有効活用出来る副業ということで、参入するシェフが現在増加中なのです。

「出張シェフ」の業務内容や報酬面をチェックしよう!

この「出張シェフサービス」の業務内容に関してですが、一回の出張サービス時間は調理時間や後片付け時間なども含め、3~4時間前後が平均です。そして、依頼主の自宅に出張した場合は、4~5名のお客様に料理を提供する、というパターンが多いようです。提供を求められる人気料理ジャンルとしては、レアな調理過程が見れる、といった理由もあってフレンチ・イタリアンなどの欧風料理が挙げられます。

報酬に関しては、雇用形態やら他条件などで大きく幅があり、一回の出張で8000円程から高額の場合だと50000円を超える案件などもあります。基本的に派遣事業者に登録して働く場合は時給1500円前後、フリーで仕事が取れた場合(マッチングサイトなどを利用)はより高額に、といったパターンが多いようです。

ここで一つ、出張シェフならではの注意ポイントを挙げておきましょう。それは、調理を依頼主宅のキッチンで行う、という点です。これにより、依頼主は普段なかなか見る事が出来ないプロの料理人スキルを、自宅に居ながら目の前で観察できます。これこそは出張シェフサービスの醍醐味であり、昨今の“出張シェフ人気”につながる主要な理由ともなっています。

ただ、出張シェフにしてみれば、使い慣れたキッチンで調理が出来ない、という悪条件を背負うことになりますので、常にこの問題への対処を意識してこの仕事に臨む、そんな姿勢もこの副業を成功させる上では重要となります。

副業として「出張シェフ」を始めたい!まずは何をする?

副業としての「出張シェフ」の始め方・仕事の見つけ方ですが、大きく2パターンに分かれます。まずは、出張シェフサービス(「うちchef」など)を運営している事業者に出張料理人として登録し、お客様のもとに派遣される、というパターンです。

この場合、事業者が求人情報サイト(求人ボックスなど)で募集記事を出していますので、そちらに応募する形となります。基本的に料理人としての実務経験がある方が対象となりまして、調理師免許があると条件面などで優遇されます。

もうひとつは、出張シェフと依頼主を仲介してくれるマッチングサイト(「マイシェフ」など)に登録し、仕事を得る方法です。完全なるフリーランスの出張シェフとして、自由度が高く副業が可能となりますので、シェフとしての実績が豊富でアピールポイントをたくさんお持ちの方などにはより適した働き方です。