ミシンや手縫いなどを駆使して見事に色々な洋服・衣装・物品を仕上げる、そんな裁縫技術をお持ちの方に最適な、とっておきの副業があります。それは「縫い物代行」というお仕事です。
縫い物が趣味の手先が器用な方、長年ミシンを使われていて裁縫技術が自然と身に付いている方、そんな方達にとってみればまさに、趣味と実益を兼ねて楽しく副収入をゲット出来る副業です。在宅ワークとして携われる事もあり、お裁縫好きの女性、特に主婦層などにも人気があります。今回はこの「縫い物代行」について、仕事内容や副業としてのスタートの仕方など、掘り下げて行きたいと思います。
そもそも「縫い物代行」って具体的に何をするの?
「縫い物代行」は、その名の通り、縫い物が出来ない方や時間に余裕が無くそういった作業をこなせない方の代わりに、ミシンや手縫いなどを用いて裁縫作業をし、対価をもらう、そんな業務内容です。依頼内容は多岐に渡りますが、中でも多いのが「子供用の手作りアイテム」に関する依頼です。
例えば、上履き袋、防災頭巾、学校用の手提げバッグ、体操服収納袋、お弁当用ポーチなどといったように、小学校で必要となる手作りアイテムを仕上げて欲しい、そんな依頼が主流となっています。現代の忙しい母親・裁縫関連に疎い母親にとって、代わりにこういった作業をこなしてくれる「縫い物代行」という存在は大変価値があるものであり、そこにこの副業の需要が生まれているのです。
また、子供用アイテム以外でも、洋服のサイズ直し、服飾リメイク、コスプレ衣装、演劇用衣装、編み物、カーテン(リメイク含む)、クッション、ペット用の服飾等、非常に幅の広いアイテムが代行依頼対象として存在します。当然ながら、かなり高度なスキルを必要とする高報酬の依頼内容もありますので、そういった案件に対応が出来る“アパレル業界経験者”や“洋裁スクール受講経験者”“裁縫関連資格の所有者”などは重宝され、より質の高い案件にありつけます。
テストを受けて裁縫職人としてのスタートを切ろう!
さて、肝心のこの副業の始め方ですが、裁縫関連の案件に特化したクラウドソーシングサイトである「nutte(ヌッテ)」に登録し、仕事を受注する、という方法がまずは挙げられます。まさに縫い物代行者と代行依頼者のマッチングに特化したサービスサイトであり、副業のスタート地点としては最適の場、と言えるでしょう。
ただ、このサイトの場合、登録の際に「縫製テスト」があり、裁縫技術者としてのスキルをしっかりと見定められ、テスト合格者にのみ“職人としての登録”が許されます。ですから、ある程度スキルに自信がある方に向いているサイト、と言えるでしょう。
また、このサイト以外にも一般的なクラウドソーシングサイトやスキルシェアリングサイトなどで縫い物代行の仕事は見つける事が出来ます。縫製テストなどに抵抗がある方は、まずはこういったサイトの初心者でも対応可能な案件からスタートする、そういった姿勢で実績を積んでゆくのも良いでしょう。徐々にスキルアップを図る事で、より仕事の幅も広がっていきますし、縫製テストの合格も近づくかもしれません。