企業には通常、顧客からのお問い合わせやご意見、クレームなどを受け付ける「コールセンター」や「カスタマーセンター」と呼ばれる部門があります。誰しも一度は、商品に関する問い合わせや修理依頼などの際に、コールセンターに電話を掛けた経験があるかと思います。
今回のテーマであるテレフォンオペレーターは、まさにそういった顧客からの電話に応対するのが主な仕事内容となります。では、在宅テレフォンオペレーター、とは一体どういった意味なのでしょうか？
実はテレフォンオペレーターは在宅で出来る仕事なんです
企業の一部門であるコールセンターですが、昨今では人件費などのコストを抑える目的で、コールセンターを、本社があるような大都市ではなく、地方都市や海外に置く企業が増えています。そういった傾向の中で、各企業はさらなるコストダウンを狙って、在宅のテレフォンオペレーターやテレオペ代行サービス会社などをも活用するようになってきています。
この、在宅でのテレフォンオペレーター業務ですが、当然、どこかに通勤する必要もなければ、オペレーターとして採用される際に会社に出向く必要すら無いこともあります。週に何日勤務するか、どのような時間帯に業務をするか、といったことを決める際にも、通常のコールセンター勤務と比べて、かなり自由度高く希望を出せます。
ですから、この仕事は、本業を持つ方や家事・育児などであまり家を出ることが出来ない主婦の方、などが副業として携わるのに非常に向いている、と言えます。もちろん向き不向きがありますので、誰でも出来る仕事、というわけではありませんが、基本的にタイピングがある程度のレベルでこなせて、マニュアルに沿った電話応対がはきはきとこなせるのであれば、採用のハードルはそれ程高いものではないでしょう。
また、自宅がコールセンターになるわけですから、静かに電話応対が出来るスペースの確保は外せません。自宅にそういったスペース・部屋が無い場合は採用されるのは難しいかもしれません。最低限必要な器材は、パソコン、ヘッドセットマイク、安定したネット環境、固定電話回線などです。こういった条件さえ整えば、自宅を企業のコールセンターにすることが可能となります。
大企業の在宅テレフォンオペレーターとして働ける！
在宅ワークとしてのテレフォンオペレーターを募集している仲介会社はいくつかありますが、その中でも特に有名なのが「NTTコム チェオ」という会社です。
この会社では多くの大企業の在宅テレオペ要員を募集しており、具体的には「NECパソコンテクニカルサポート」「マイクロソフトOffice製品セットアップサポート」「インターネットプロバイダーOCN 契約変更受付」などの業務に携わる案件が中心となっています。
有名企業の案件ということもあり、信頼性は抜群でマニュアル・サポートなどもしっかりしていますので、副業の第一歩としてこちらに応募する方も多いようです。
報酬に関しては、成果報酬制となることが非常に多い業態ですので、電話対応件数が多ければ多いほど稼げます。標準的な数字を挙げると、時給換算で1100円～1700円くらいが目安となります。自宅に適したスペースさえあれば、比較的簡単に始められて空き時間を有効に活用出来る副業だと思いますので、自分に適性がある、と感じられるのであれば是非一度、求人に応募してみて下さい。
