ロゴデザインやイラスト作成を副業で始めてみませんか?

クリエイティブ

企業のイメージを大きく左右する企業名のロゴデザイン、ウェブページに彩りを加えるオリジナルキャラクターデザインなど、昨今、このようなウェブメディアで使用するイラスト類への需要が高まっています。

それに伴い、「クラウドワークス」「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトを利用して、自社オリジナルのロゴデザインやキャラクターデザインなどをコンペ形式で発注する企業が増えています。企業にしてみれば、クラウドソーシングサービスを利用する事でローコストかつスピーディーに多くのアイディアを集め、厳選し、発注することが出来るわけですから当然の選択と言えます。

クラウドソーシングの普及と副業デザイナーの増加

このような企業の動きは、デザイナー側、特に正社員で働くイラストレーター、グラフィックデザイナー、さらには趣味でイラスト作成する方などからしてみれば大きなチャンスでもあります。企業との特別なツテなどがないと請ける事が出来なかったロゴ・キャラデザインなどの仕事に、クラウドソーシングを利用して簡単にアクセス・参加出来るようになったわけです。

「より多くの仕事をこなして経験値を上げたい」「ちょっとでも副収入を得たい」「趣味を脱却してデザインの仕事をしてみたい」、などと考えている本職・アマチュアデザイナーにとってみれば、まさに「環境が整った」と言えるでしょう。

また、クラウドソーシングサービスはネットに繋がったパソコン一台あれば、場所を選ばず利用出来ますので、当然在宅での副業も可能となります。ですから、例えばサラリーマンが休日を利用して自宅PCで作業したり、主婦をしながら隙間時間にデザインをしてコンペに参加、といったように、非常にフレキシブルな働き方が出来る副業と言えます。副業デザイナーが増えている背景にはこういった事情があるのです。

実際のロゴデザインのコンペ内容とは?報酬はどのくらい?

先述のように、デザイナーという仕事はクラウドソーシングサービスと大変相性の良い副業ということもあり、ロゴデザインなどのコンペ案件はクラウドソーシングサイトに数多く掲載されています。企業ロゴのコンペの報酬相場も幅広く、3万円~15万円くらいの案件が比較的多く見受けられます。例えば、一つのロゴをデザインしてコンペに勝ち、採用されればそれだけで10万円の収入、となるわけですから、クラウドソーシングサイトで扱っている他の業種と比べるとかなりの高報酬と言えます。

副業を始めたばかりの方でも作品さえ用意出来ればコンペへの参加は即可能ですが、参加人数の多い報酬が高めのコンペなどで勝つのは難しいのも事実です。コンペは作品が採用されないと報酬は受け取れませんので、まずは、報酬が低めで参加人数が少ないコンペを狙って数多く案件をこなす、などの戦略が必要となってきます。

また、ロゴデザインやイラスト案件などに特化した「99designs」「SKIMA」などのクラウドソーシングサービスもありますので、デザインスキルの向上や売り込み目的で積極的に活用するとよいでしょう。本業では扱えないようなジャンルのデザインを経験したり、専門分野を広げて仕事の幅を広げたりと、そういった自由度の高い活動が出来る点は、まさに副業デザイナーならではのメリットと言えます。